耐震改修の必要性が高いものについて部材やそれらの接合部門に関するより詳細な情報に基づき診断します。
- 現地調査は、建物の内外にわたり仕上げ材料及びその下地材料の確認や基礎のひび割れの有無などを、床下や天井裏から目視確認していきます。非破壊を原則としますが、場合によっては一部分を撤去して確認することもあります。
- 現地調査が終わりますと『精密診断法による診断報告書(現況)』が作成されます。
- 次に精密診断の結果を参考に補強計画を作成します。この補強計画は、現況の診断における「上部構造評点」が1.0以上になるように補強の方法を検討していきます。
- できた補強計画を『精密診断法による診断報告書(補強計画)』として作成し依頼者に報告をします。
- この精密診断・補強計画の作成に関しては浜松市の補助制度があり、現況の耐震評点が1.0未満のものを0.3ポイント以上向上させ、かつ1.0以上にする補強計画であれば、補強計画の作成に要する費用の補助を受けることができます。
※耐震診断補強相談士の資格を有した建築技術者が行う診断です。